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2008 年度 実績報告書

西安碑林博物館所蔵碑誌彫飾文様6〜10世紀基準作例の造形分析と系統化の基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 20520099
研究機関阪南大学

研究代表者

山本 謙治  阪南大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (30309372)

キーワード西安碑林 / 文様分析法 / 文様空間分析法 / モティーフ融合
研究概要

本年は、碑石80数石、碑誌130数石の中から特に以下の9石、道徳寺碑・同州三蔵聖教序碑・道因法師碑・三蔵聖教序碑・大智禅師碑・隆闡法師碑・梁守謙碑・玄秘塔碑・恵堅禅師碑を主要なる研究対象となした。
基本作業としては、実物石碑に対しては、これまで行われていなかった実測図の作成、拓本に関しては拓本の実測写真をすべて作成した。
次にこれらの分析方法として、それらの拓本写真より、モティーフ配置図を作成し、モティーフ構成を分析する基本図を作成した。
さらに、モティーフに関しては、モティーフを単なるテーマの融合ではなく、モティーフを造形的に系統化できるように分析した。
具体的研究発表としては、日本中国考古学会において「西安碑林博物館石彫文様の造形分析」を発表した。そこでは、造形的モティーフ分析により、モティーフの分類が可能になる方法を論じた。
12月5日の日本文化史学会では、「西安碑林碑石文様にみるモティーフ融合過程の造形分析」を発表した。そこでは、従来のモティーフ研究が、ただの題材研究であったのに対して、文様構造を分析することで、文様モティーフの融合までを明らかにすることができるようになった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 西安碑林碑石文様にみるモティーフ融合過程の造形分析2008

    • 著者名/発表者名
      山本謙治
    • 学会等名
      日本文化史学会
    • 発表場所
      同志社大学
    • 年月日
      2008-12-05
  • [学会発表] 西安碑林博物館石彫文様の造形分析-コンピュータ利用による文様分析法-2008

    • 著者名/発表者名
      山本謙治, 来村多加史
    • 学会等名
      日本中国考古学会
    • 発表場所
      金沢大学
    • 年月日
      2008-11-23

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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