リヒャルト・ワーグナー研究

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 20520111
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 芸術学・芸術史・芸術一般
• 研究機関: 埼玉大学
• 研究代表者: 池上 純一 埼玉大学, 教養学部, 教授 (40092126)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2012
• キーワード: 音楽学 / 哲学 / 独文学

研究概要

ヨーロッパの芸術史・思想史において「モデルネ」(近代の最先端から近代の桎梏を乗り越えようとする思潮)への道を切り開いたドイツの音楽家リヒャルト・ワーグナー(1813-83)の活動とその意義を、音楽作品のみならず著作・論文等に即して美学的、哲学的な見地から解明するとともに、ナショナリズム、ユダヤ人問題、ナチズムなどの歴史的な背景に照らして現代にまで及ぶその影響を功罪を含めて明らかにした。

研究成果

• [雑誌論文] R・ワーグナーの論文『ベートーヴェン』-抄訳と解題 (2012)
  • 著者名/発表者名: 池上純一
  • 雑誌名: 日本ワーグナー協会編「ワーグナーシンポシオン2012」 ページ: 2-17
• [学会発表] 《オランダ人》工房から (2013)
  • 著者名/発表者名: 池上純一・三宅幸夫
  • 学会等名: 日本ワーグナー協会第345回例会
  • 発表場所: 雙葉学園同窓会館ホール
  • 年月日: 2013-04-13
• [学会発表] タンホイザーの工房から-テクスト編 (2012)
  • 著者名/発表者名: 池上純一
  • 学会等名: 日本ワーグナー協会第331回例会
  • 発表場所: 雙葉学園同窓会館ホール
  • 年月日: 2012-01-28
• [学会発表] ワーグナー都市ミュンヘン-舞台芸術の現在Wagner Stadt Munchen-ihre Musikbuhne heute (2011)
  • 著者名/発表者名: 山崎太郎、ニコラウス・バハラー、池上純一
  • 学会等名: 日本ワーグナー協会・東京ドイツ文化センター(GoetheInstitutTokyo)主催、駐日ドイツ大使館後援・日独修好150周年記念国際シンポジウム
  • 発表場所: ドイツ文化会館OAGホール
  • 年月日: 2011-09-26
• [学会発表] エルザの夢-《ローエングリン》の 工房から (2010)
  • 著者名/発表者名: 三宅幸夫、 池上純一
  • 学会等名: 日本ワーグナー協会第310回例会・創立 30 周年記念講演会
  • 発表場所: ドイツ文化会館OAGホール
  • 年月日: 2010-04-11
• [学会発表] 神々の黄昏入門講座3 (2010)
  • 著者名/発表者名: 池上純一
  • 学会等名: 新国立劇場共催・日本ワーグナー協会第309回例会
  • 発表場所: 新国立劇場オペラ劇場
  • 年月日: 2010-03-19
• [学会発表] 《ラインの黄金》入門-自然・暴力・契約 (2009)
  • 著者名/発表者名: 池上純一
  • 学会等名: 日本ワーグナー協会第297回例会
  • 発表場所: 雙葉学園同窓会館ホール
  • 年月日: 2009-02-21
• [学会発表] ラウンドテーブル「ワーグナー研究の新たな課題 (2008)
  • 著者名/発表者名: 三宅幸夫・池上純一・稲田隆之・伊藤綾
  • 学会等名: 日本音楽学会第59回全国大会共同シンポジウム
  • 発表場所: 国立音楽大学
  • 年月日: 2008-10-26
• [図書] さまよえるオランダ人 、対訳・注解・解題論文付 (2013)
  • 著者名/発表者名: 三宅幸夫、池上純一
  • 総ページ数: 120
  • 出版者: 五柳書院
• [図書] タンホイザー、 対訳・注解・解題論文付 (2012)
  • 著者名/発表者名: 三宅幸夫、池上純一
  • 総ページ数: 158
  • 出版者: 五柳書院より刊行
• [図書] ローエングリン、対訳・注解・解題論文付 (2010)
  • 著者名/発表者名: 三宅幸夫、池上純一
  • 総ページ数: 150
  • 出版者: 五柳書院
• [図書] コジマ.ワーグナー『コジマの日記 2』 (2009)
  • 著者名/発表者名: 三光長治、池上純一、池上弘子
  • 総ページ数: 661
  • 出版者: 東海大学出版会