研究概要 |
1、鋳銅品の着色法調査 基礎研究として現状で把握できる文献等の調査を実施した。 2、着色の現地調査 国内の鋳銅品の着色に関する主要な場所を調査。調査内容は次のとおり。 (1)、富山県高岡市(伝統的鋳銅品の着色法と現在の着色法についての調査) (2)、新潟県佐渡市(伝承されている緋銅色の調査) (3)、九州北部(博物館、現状で設置されている鋳銅品の表面色の調査) 上記調査で確認できた着色法の再現を目的とし、着色サンプルの一部作製を実施した。 3、次年度以降の調査内容のまとめ (1)、国外の鋳銅品の表面色の調査の実施。(アテネ国立考古博物館;古代ギリシャブロンズ彫刻像等め調査) (2)、鋳物肌、色沢面、技法面,素材ごとに分類。その内容をデータ化し整備。 (3)、上記分類に従って着色サンプルの作製
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