| 研究課題/領域番号 |
20520122
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| 研究機関 | 神戸大学 |
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研究代表者 |
岩井 正浩 神戸大学, 大学院・人間発達環境学研究科, 名誉教授 (80036392)
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| 研究分担者 |
小高 直樹 神戸大学, 大学院・人間発達環境学研究科, 教授 (30204217)
川内 由子 四国大学, 短期大学部, 准教授 (20224727)
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| キーワード | ドイツ軍俘虜 / 鳴門市ドイツ館 / 西洋音楽移入 / 板東俘虜収容所 / 徳島俘虜収容所 / 丸亀俘虜収容所 / 習志野俘虜収容所 / 名古屋俘虜収容所 |
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| 研究概要 |
2010年度は、名古屋市の愛知県図書館において「名古屋収容所」調査を実施したのをはじめ、香川県丸亀市教育蚕員会および丸亀高校で「丸亀収容所」の調査を実施した。さらに外来音楽移入の関連調査として、沖縄県石垣市立図書館、那覇市の沖縄県立図書館での調査も実施した。「名古屋収容所」においては収容所内でのコンサートプログラムの確認までには至っていなく,今後のさらなる調査が必要とされる。「丸亀収容所」に関しては、コンサートプログラムは確認できているが、その周辺資料の収集に努めたが今日までに確認できている資料以外は発見できなかった。今後は地元の研究者との連携を図りながら資料の収集に努める。
資料に関しては、「久留米および習志野収容所プログラム」の分析・整理を行った.その結果この2つの収容所のコンサートプログラムの解明が進んだ。また板東俘虜収容所に所蔵されている「Das Engel-Orchestra 1914-1919」および「Tokushima Anzeiger」の翻訳も行った。この作業は今後の研究活動において重要な資料となった。
調査・研究は研究分担者である小高直樹教授おのび川内由子准教授で実施し、資料分析には研究補助員を採用して実施した。
研究成果としては「四国3収容所におけるドイツ軍俘虜の音楽活動」(2010年)と「歴史資料「板東俘虜収容所関係資料」にみる音楽活動」(印刷中)を執筆した。さらに公開講座として「兵庫講座」(兵庫県主催)、「西宮市生涯大学」で当該テーマの発表を実施した。とくにドイツ軍俘虜と神戸市との関わりについては関心の高い反応を得た。
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