研究課題/領域番号 |
20520122
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
|
研究機関 | 愛知淑徳大学 (2011) 神戸大学 (2008-2010) |
研究代表者 |
岩井 正浩 愛知淑徳大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (80036392)
|
研究分担者 |
小高 直樹 神戸大学, 大学院・人間発達環境学研究科, 教授 (30204217)
川内 由子 四国大学, 短期大学部, 准教授 (20224727)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2011
|
キーワード | ドイツ軍俘虜 / 鳴門市ドイツ館 / 板東俘虜収容所 / 久留米俘虜収容所 / 習志野俘虜収容所 / 青野原俘虜収容所 / 西洋音楽移入 / ディ・バラッケ |
研究概要 |
第一次世界大戦で日本に敗れ中国青島から日本各地6ヶ所へ収容されたドイツ兵俘虜たちは、文化活動の一環として積極的に音楽活動を展開した。そこでは上海工部局交響楽団などで活躍していた音楽家が中心となって交響曲から声楽の小作品まで数多くの音楽を演奏し、その一部は市民に提供され、さらにはレッスンまで行われた。活動を横断的・総合的に研究した結果、ベートーヴェン≪交響曲第9番≫のみならず、各収容所独自の作品、日本ではほとんど知名度のない作曲家の存在が明らかとなった。
|