研究課題
基盤研究(C)
能のテクストは、75調を基本とするが、すべてが75調で書かれているわけではなく、多くの例外句を含んでいる。一句一句の文字数の多少が、音曲の構成上の変化を生み出しているのである。その効果について考えるためには基礎的な資料が必要である。この研究では、能の50曲をとりあげ、一句一句の音数律を示し、旋律のおおまかなかたちがわかるような記号も付与した。文字数の多少がもつ音楽的意味を考えるのが今後の課題である。
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口承文芸研究 33号
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祇園囃子の源流(植木行宣・田井竜一(共編))(岩田書院)
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芸能史研究 187号
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The Ashgate Research Companion to Japanese Music.(Alison McQueen Tokita and David W. Hughes (eds.))(Aldershot, England : Ashgate Publishing Ltd., 2009), translated by Alison Tokita
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http://www.kcua.ac.jp/databases/kanze-daikanze/index.php