研究課題
基盤研究(C)
本研究ではファッションイラストレーションの線画表現技法についての検討を行った。その結果、以下の成果を得た。(1)過去の文献および作品調査を行い、先行研究を踏まえた上で、研究代表者独自の視点から、ファッションイラストレーションの定義と制作目的による3つの分類を行った。同様にファッションイラストレーションの表現上の要は美しさ・軽やかさ・新鮮さであることを明らかにした。(2)これまで曖昧であった日本のファッションイラストレーションの江戸時代から現代までの通史を明らかにした。(3)上記(2)で明らかにしたファッションイラストレーションの通史から学んだ表現技法により作例試作を行い、新技法開発を行い、これを「ファッションイラストレーションにおけるスーパーグラデーション描法」と命名した。
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Design Creativity(Taura T.and Y.Nagai (eds))(Springer)(The First International Conference on Design Creativity 2010.)
ページ: 249-256
デザイン学研究特集号「ファッション・デザインとメディア」(日本デザイン学会) 第16巻1号(依頼原稿)
ページ: 40-45