研究課題
基盤研究(C)
本研究の趣旨に基づいた研究会およびシンポジウムを複数開催した結果、美術性・歴史性・宗教性などの多様な観点を踏まえて行われる修復家の判断が、文化財修復としての妥当性をもつためには、複雑に絡み合う諸要素を包括的に統御する視座を持つ必要があることが浮き彫りになった。それは、「文化」に対してより適正かつ公平な眼をもつための要件であるとともに、「修復論」構築に必須な土台であることを確認し、次の目的への指針となった。
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大崎学報
巻: 116 ページ: 21-43