研究課題
基盤研究(C)
江戸期に伝来した『春秋左氏伝』、『水滸伝』、『世説新語補』の明清漢籍版本とその和刻本について、書誌、受容実態の調査を実施し、本文の上欄行間に付加された明清の新注や批点の体例を考察した。『水滸伝』、『世説新語補』については、李卓吾批点本を中心に調査を行った。『水滸伝』について、東アジアにおける言語接触と文化受容の観点から雑誌特集を企画した。明清漢籍の影響が広く文学学芸の分野に浸透していることを、平賀中南、上田秋成、曲亭馬琴について検証した。
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アジア遊学 131号
ページ: 105-112
アジア遊学 125号
ページ: 138-142
文学 隔月刊10巻1号 1・2月号
ページ: 68-76