研究課題
基盤研究(C)
風土記は、従来の研究では近世期において二次的資料として取り扱われてきたと考えられてきた。本研究は、そのような通説に対して、古典テキストへの引用件数という新たな視点を導入して、その妥当性を検証し、風土記受容の実態解明を試みた。その結果、特に近世後期においては、この資料の独自な価値が認められていたことが明確になった。そこに本研究の意義がある。
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和漢比較文学 44号
ページ: 67-84