• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 実績報告書

平家物語の初期形態に関する多角的研究-屋代本を拠点として-

研究課題

研究課題/領域番号 20520199
研究機関國學院大學栃木短期大学

研究代表者

千明 守  國學院大學栃木短期大学, 国文学科, 教授 (00310194)

キーワード平家物語 / 屋代本 / 語り系諸本 / 書誌学 / 歴史学
研究概要

平家物語がどのような過程を経て成立したのか、あるいはその初期形態がどのようなものであったのか、という根本的な問題を明らかにするために、現存の語り本系諸本の中で比較的古態を多く留めていると評価されてきた屋代本平家物語(国学院大学図書館蔵)とその周辺の諸本について、書誌学・日本語学・歴史学等の多面的な視点から調査研究した。本年度は、まず問題の所在を見極めるために、6月に、平家物語を歴史学の視点から研究されている3名の研究者(野口実・高橋典幸・佐伯真一)を招いて「平家物語研究の視点-歴史学の視点・文学の視点、その相互理解をめざして-」と題する公開シンポジウムを開催した。
また3月に、京都府立総合資料館所蔵の平家物語関連資料、ならびに大原周辺の平家物語関連史跡の調査を実施した。
最終年度にあたる本年は、それぞれの研究者がこれまでの研究成果をまとめて一書にまとめて公刊することにした。『平家物語の多角的研究-屋代本を拠点として-』(ひつじ書房、平成23年6月刊行予定)として公刊の予定である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2011 2010 その他

すべて 図書 (3件) 備考 (1件)

  • [図書] 校訂中院本平家物語(下)2011

    • 著者名/発表者名
      千明守
    • 総ページ数
      406
    • 出版者
      三弥井書店
  • [図書] 校訂中院本平家物語(上)2010

    • 著者名/発表者名
      千明守
    • 総ページ数
      400
    • 出版者
      三弥井書店
  • [図書] 源氏物語の魅力2010

    • 著者名/発表者名
      千明守
    • 総ページ数
      335
    • 出版者
      おうふう
  • [備考]

    • URL

      http://www2.kokugakuin.ac.jp/komedlit/kaken.html

URL: 

公開日: 2012-07-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi