研究課題
基盤研究(C)
本研究では、モダニズム期に行われた自己表象をめぐる理論構築の過程を、同時期の自伝的テクストの調査、収集、及び分析を通じて検証した。具体的にはまず、ヴァージニア・ウルフの未完の自伝的作品をその草稿から分析するとともに、同時期にイギリスで出版された女性ジャーナリストや移民による旅行記、自伝、回想録、手記の調査を行い、ハイ・モダニズムの理論との関係を探った。これに並行して、現代批評理論およびポストコロニアル文学の観点から自伝、自己表象に関する理論の再構築を行った。
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言語社会 第5号
ページ: 79-95
言語社会 第4号
ページ: 124-130
言語社会 第3号
ページ: 110-127
中野知律・越智博美編、『ジェンダーから世界を読むII-表象されるアイデンティティ』、明石書店
ページ: 93-112
遠藤不比人他編、『転回するモダン-イギリス戦間期の文化と文学』、研究社 (依頼論文)
ページ: 286-309
http://hermes-irs.lib.hit-u.jp/ir/index.html