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2009 年度 実績報告書

ヨーロッパの南太平洋像の変容と、現代太平洋文学における主体形成についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 20520219
研究機関金沢大学

研究代表者

山本 卓  金沢大学, 学校教育系, 准教授 (10293325)

キーワード太平洋文学 / コロニアリズム / Albert Wendt / Epeli Hau'ofa
研究概要

平成21年度は前年度に引き続き、太平洋文学の関係者への個別接触、関連資料の収集と分析を中心に活動した。今年度の最大の成果は、太平洋世界に大きな影響をふるう作家と親交を持てたことである。申請者はオークランドとハワイにおよそ20日間滞在し、オークランドにおいては太平洋文学を代表する作家Albert Wendt、ハワイでは劇作家・映画監督のVilsoni Herenikoとのインタビューを行った。とりわけWendtへのインタビューは彼の作品の大半を網羅した内容で、太平洋文学の第一人者が自己の軌跡をどう表現し客体化しているかという点において貴重な資料となりうる。
資料収集は、主にオークランド大学とハワイ大学で行った。ハワイ大学は文献もさることながら、太平洋関連のドキュメンタリーや映画などの映像関係についても数多くの収蔵があり、10日弱の滞在ではその一部を確認したにすぎないが、それでも太平洋世界の概要を把握するうえで有用な資料を入手することができた。
こうした活動の一方で、学会発表と論文というかたちで具体的な成果を出した。第61回日本英文学会中部支部大会(2009年10月17-18日、愛知学院大学)においては、「太平洋文学の『語り』:Albert Wendtが描くポスト・コロニアリズム的主体の可能性」という題目で、Black Rainbow(1992)のナラティヴ手法と太平洋世界の政治性との関連を発表した。また、「太平洋文学の第一世代小説家:エペリ・ハウオファとアルバート・ウェント」(『言語文化論叢』、2010)では、太平洋文学の第一世代のWendtとHau'ofaを比較しながら、両者の作品に通底する西洋への態度を論じた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 太平洋文学の第一世代小説家 : エペリ・ハウオファとアルバート・ウェント2010

    • 著者名/発表者名
      山本卓
    • 雑誌名

      言語文化論叢 14号

      ページ: 145-163

  • [学会発表] 太平洋文学の「語り」: Albert Wendt が描くポスト・コロニアリズム的主体の可能性2009

    • 著者名/発表者名
      山本卓
    • 学会等名
      第61位回日本英文学会中部支部大会
    • 発表場所
      愛知学院大学 (日進市)
    • 年月日
      2009-10-17

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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