ポール・ヴァレリー詩学の生成論的研究

2010 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 20520274
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: ヨーロッパ文学(英文学を除く)
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 今井 勉 東北大学, 大学院・文学研究科, ・准教授 (40292180)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2010
• キーワード: フランス文学 / ヴァレリー / 詩学 / 生成研究

研究概要

フランス国立図書館西洋手稿部所蔵のポール・ヴァレリー「詩学講義」草稿資料(1933年から1937年の準備草稿一巻NAF19086および1937年から1944年の講義草稿資料全十八巻NAF19087-19104の合計十九巻)の全体に眼を通し、一部資料の完全筆写を行った。また、詩学一般の問題をめぐって、コレージュ・ド・フランス教授のアントワーヌ・コンパニョン氏、パリ第四大学教授のミシェル・ミュラ氏の講演会を開催し、有益な知見を得た。

研究成果

• [図書] 生と死への問い、人文社会科学講演シリーズV(「『海辺の墓地』の死生観」)(正村俊之編) (2011)
  • 著者名/発表者名: 〔共著〕今井勉
  • 総ページ数: 139-176
  • 出版者: 東北大学出版会
• [図書] 〈前衛〉とは何か?〈後衛〉とは何か?文学史の虚構と近代性の時間(「前衛と後衛のあいだのヴァレリー」)(塚本昌則・鈴木雅雄編) (2010)
  • 著者名/発表者名: 〔翻訳〕今井勉、ミシェル・ジャルティ
  • 総ページ数: 72-93
  • 出版者: 平凡社
• [図書] 第二の手、または引用の作業 (2010)
  • 著者名/発表者名: 〔翻訳〕今井勉、アントワーヌ・コンパニョン
  • 総ページ数: 576
  • 出版者: 水声社
• [図書] 水声通信(「今日の写真小説」第31号) (2009)
  • 著者名/発表者名: 〔翻訳〕今井勉、アントワーヌ・コンパニョン
  • 総ページ数: 35-54
  • 出版者: 水声社
• [図書] (Etudes reunies par Robert Picke -ring, Presses Univer- sitaires Blaise-Pascal, Clermont-Ferrand《Au-dela de l'eurocentrisme-Valery est-il possible dans le contexte post- colonial?-》 in Paul Valery 《Regards》 sur l'histoire) (2008)
  • 著者名/発表者名: 〔共著〕今井勉
  • 総ページ数: 211-220
• [備考] ホームページ等
  • URL: http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsutomu/index.html