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2010 年度 研究成果報告書

17世紀書籍観と人文主義修辞学とからみた『愛のエンブレム』における思索強制の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20520283
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 ヨーロッパ文学(英文学を除く)
研究機関名古屋大学

研究代表者

鈴木 繁夫  名古屋大学, 国際言語文化研究科, 教授 (50162946)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワードエンブレム / オットー・ファン・フェーン / 読者反応論 / 17世紀 / 著者論・恋愛・結婚愛
研究概要

欧米の研究者によって不明とされてきた『愛のエンブレム』の典拠を数多く発見し、またそのラテン語の英訳の数多くの誤訳を指摘し、エンブレム情報の総合サイトに反映されることになった。またこの本を完訳させ、各エンブレムのメッセージと類似する同時代の絵画作品を発掘した。この作品は、フェーンによる古典からの出典を別文脈に移す「置き換え」というよりも、意図的に創造的改変を加えた「書き加え」であることを突き止め、論文として国際学会で発表を行い、国際学術誌への掲載が決まった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2011 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 反転する著者と読者:オットー・ファン・フェーン『愛の神アモルたちのエンブレム』における表象実践2011

    • 著者名/発表者名
      鈴木繁夫
    • 雑誌名

      名古屋大学言語文化論集

      巻: 33巻第1号 ページ: 75-98

  • [学会発表] Devious Communication in Otto van Veen's Amorum Emblemata(1607)2011

    • 著者名/発表者名
      鈴木繁夫
    • 学会等名
      International Conference on Literature, Languages & Linguistics
    • 発表場所
      Titania Hotel(Athens, Greece)
    • 年月日
      2011-07-12
  • [備考] ホームページ

    • URL

      http://geosk.info/EmblemStudies/Veen.html

URL: 

公開日: 2013-07-31  

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