研究課題
基盤研究(C)
鹿児島大学所蔵の『ゲオーポニカ』をデジタルカメラに保存し、その著書全20書のうちの3書、つまり2~3書、および20書を翻訳し注釈を施した。また、その研究の一環として論文「古典期ギリシアの農業」著した。『ゲオーポニカ(第3書)』の翻訳からの成果は次の通り。古代ギリシア・ローマの農事と暦に関する多くの知見を得たこと。暦についてはラテン語の月名がギリシア語で表記されていること。農具については犂アロトゥロス、鶴嘴ディケッラおよび鉄シデーロスと呼ばれる鋭利な鎌ドゥレパノンが用いられていることなど。
すべて 2010
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件)
西洋史学論集 48号
ページ: 1-20
鹿児島大学教育学部研究紀要 48号