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2010 年度 自己評価報告書

ロシア・ルネサンス期の思想における生の哲学

研究課題

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研究課題/領域番号 20520297
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 ヨーロッパ文学(英文学を除く)
研究機関神戸市外国語大学

研究代表者

北見 諭  公立大学法人神戸市外国語大学, 外国語学部, 准教授 (00298118)

研究期間 (年度) 2008 – 2012
キーワードロシア思想 / 哲学 / ロシア文学
研究概要

本研究は、その重要性が広く認識されていながらいまだ十分に研究のなされていない、いわゆる「ロシア・ルネサンス」期の思想を、「生の哲学」という観点から問題史的に検討しようとするものである。ニーチェ、ベルクソン、プラグマティズムといった生の哲学に分類される西欧哲学を、ヴャチェスラフ・イワーノフ、ロースキー、ブルガーコフ、ベルジャーエフといった、ロシアのルネサンス期の思想家がどのように受容したのか、その過程を明らかにする。
これまでの三年間でイワーノフ、ロースキー、ブルガーコフの研究を行った。残りの二年間で、ブルガーコフ研究の成果を公表するとともに、ベルジャーエフの研究およびその成果の報告を行い、時間に余裕があれば、ブルガーコフの経済哲学を本研究の観点から検討の対象にし、ブルガーコフ研究をさらに深めることにしたい。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2011 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] ロースキーの直観主義とベルクソン哲学2009

    • 著者名/発表者名
      北見諭
    • 雑誌名

      スラヴ研究 56号

      ページ: 37-62

    • 査読あり
  • [学会発表] ブルガーコフの『名の哲学』におけるプラトン主義2011

    • 著者名/発表者名
      北見諭
    • 学会等名
      「近代ロシア・プラトニズムの総合的研究」研究会
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      2011-03-01
  • [学会発表] セルゲイ・ブルガーコフの『名の哲学』について2010

    • 著者名/発表者名
      北見諭
    • 学会等名
      ロシア思想史学会例会
    • 発表場所
      早稲田大学
    • 年月日
      2010-12-25
  • [学会発表] ロースキーの直観主義とベルクソン哲学2009

    • 著者名/発表者名
      北見諭
    • 学会等名
      「プラトンとロシア」研究会
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      2009-03-14

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公開日: 2012-02-13   更新日: 2016-04-21  

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