2010 年度自己評価報告書

2月6日事件と「途方に暮れる」作家たち

研究課題

研究課題/領域番号	20520301
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	補助金
応募区分	一般
研究分野	ヨーロッパ文学(英文学を除く)
研究機関	青山学院大学
研究代表者	濱野耕一郎青山学院大学, 文学部, 准教授 (80383496)
研究期間 (年度)	2008 – 2011
キーワード	仏文学
研究概要	1934年2月6日の極右グループの暴動(通称「2月6日事件」)は、イタリア、ドイツにつづくフランスのファシズム化を予感させる衝撃的な出来事であった。作家たちはこの事件を機に何を思い、いかなる態度を選び取ったのか。また、そうした選択は彼らの文学活動にどのような変化を強いることになったのか。作家たちの一般的な傾向を概観した後、数人の作家を個別に取り上げ、その動向を詳しく検討する。

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