研究課題
基盤研究(C)
神話解釈を通じて欧米の合理主義を批判する点で共通の基盤に立ちながら、A.ポイムラーはヘーゲル的啓蒙主義からファシズムへと到り、一方Th.マンは保守主義から民主主義へと逆のコースをたどった。なぜこのような現象が生じたのか?ボイムラーの著したバッハオーフェン著作集への序文と、それに対するマンの批判を手がかりに、ボイムラーの場合その原因が、序文に見られる彼の思想の論理的矛盾にあることを証明した。
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かいうす 48号
ページ: 36-54
かいうす 47号
ページ: 64-83