研究課題
基盤研究(C)
本研究は、五言詩という詩型が、詠み人知らずの詩歌から、知識人の文学へと展開していった経緯を明らかにしたものである。特に、知識人による五言詩の祖と目される漢代の古詩について、この作品群の中に別格の一群が存在することを指摘し、このことを手がかりに、古詩が成立した場やその年代を推定し、この詩型が急速に知識人社会に伝播していった理由を解明した点で、これまでの研究史に新たな一視点を加え得たと言える。
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日本中国学会報 62集
ページ: 15-29
九州中国学会報 48巻
ページ: 16-30
中国文化 67号
ページ: 1-13
六朝学術学会報 10集
ページ: 1-16