研究課題
基盤研究(C)
本研究は、日本に伝存する典籍における漢籍佚文の輯集と研究を通じて、日本の学術・文化が中国の書物からいかなる影響を受けつつ形成されてきたのか、その具体相を明らかにすることを目指したものである。従来十分な検討がなされてこなかった古代日本の仏典注釈書を主たる考察対象として、漢籍の佚文に関する基礎データを整理するとともに、それらの資料が有する文化史的意義や日本のことばの特質について多角的に検証し、論文としてその成果を公表した。
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東アジアの漢籍遺産-奈良を中心として(仮題)
中野幸一編平安文学の交響享受・摂取・翻訳(勉誠出版)
巻: (刊行予定)
仏教
『遊仙窟』『鶯鶯伝』(青簡舎)
ページ: 39-93
東アジア世界と中国文化-文学・思想にみる伝播と再創
ページ: 177-204
域外漢籍研究集刊、中華書局
巻: 7 ページ: 233-251
汲古
巻: 58 ページ: 21-31
国文学研究
巻: 161 ページ: 22-32
漢文文化圏の説話世界、竹林舎
ページ: 171-195
書籍之路与文化交流
ページ: 82-103
風起雲揚
ページ: 531-547
平安文学と隣接諸学5王朝文学と東アジアの宮廷文学、竹林舎
ページ: 316-343
海を渡る天台文化
ページ: 49-80
新国学
巻: 8 ページ: 61-71
中国典籍与文化
巻: 72 ページ: 39-48