• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 実績報告書

乾隆朝初期における杭州詩人集団の研究

研究課題

研究課題/領域番号 20520343
研究機関福山平成大学

研究代表者

市瀬 信子  福山平成大学, 経営学部, 准教授 (50176294)

キーワード杭州 / 詩壇 / 揚州 / 韓江 / 浙派
研究概要

前年度に引き続き、杭州詩人集団で活躍した詩人たちの著作、地方志、同時代の関係文献を調べ、各地を移動した杭州詩人たちの文学活動を調べた。杭世駿『道古堂集』の残り部分の複写を行い、また杭州詩壇に関する記事を、各図書館等から複写して取り寄せ、資料整備を行った。とくに揚州における杭州詩人たちを中心に資料を収集し、名古屋大学所蔵『韓江雅集』の調査を再び行い、揚州における杭州詩人たちの活動をより詳細に調査した。また北京に出張し、中国国家図書館所蔵の『韓江雅集』の調査を行った。同時に童図書館所蔵の揚州詩壇のリーダーであった馬氏兄弟の別集を閲覧し、必要事項を調査した。それらを元に、データの整理を行った。『韓江雅集』については、全十二巻の作品名、参加詩人名を整理し、揚州詩壇の活動内容を明らかにした。また、清代詩人のデータベースを購入し、関係資料を充実させるとともに、検索機能を利用して、杭州詩人関連の記述を集め、杭州、揚州にわけて整理した。なお、この作業はまだ途中である。
なお、『韓江雅集』と杭州詩人に関する研究成果の一部は、『福山平成大学経営学部紀要』第6号に「韓江雅集と杭州詩人」として発表した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 『韓江雅集』と杭州詩人2010

    • 著者名/発表者名
      市瀬信子
    • 雑誌名

      福山平成大学紀要第 5

      ページ: 21-42

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi