研究課題
基盤研究(C)
乾隆朝初期に、杭州詩人たちが各地に移動して行った詩会活動に焦点をあて、その活動の実態と詩作について考察を行った。その結果、『韓江雅集』という、揚州の韓江詩社の唱和集が、杭州詩人の作を多く含み、杭州詩壇の活動を反映する作品集であることを明らかにした。また寧波人で学者でもある全祖望が、杭州詩壇の影響を受け、杭州詩壇の一員として、各地の蔵書家をパトロンとし、豊富な知識を生かした史実を補う詩作、詩集の編纂に取り組んだことを論じた。
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福山平成大学紀要 7巻
ページ: 21-48
福山平成大学紀要 6巻
ページ: 21-42