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2010 年度 研究成果報告書

ドイツ語における文法化現象の実証

研究課題

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研究課題/領域番号 20520367
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 言語学
研究機関東北大学

研究代表者

嶋崎 啓  東北大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (60400206)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード独語学 / ドイツ語史
研究概要

一つの動詞が助動詞になる場合、並行的な意味を持つ他の動詞と連動して変化する。例えば動詞seinは、中高ドイツ語の時代(11~14世紀)までは一般的な受動の助動詞として多用されていたが、現代ドイツ語では限定的にしか用いられないが、完了形助動詞としては依然として用いられる。英語でbeは受動の助動詞として発達し、完了形の助動詞としてはもはや用いられないことは、英語でhaveがドイツ語よりも間接受動としてよく用いられ、完了形としてはドイツ語ほど発達していないことと連動している。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2011 2010 2008

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 西・北・東ゲルマン語の諸相2011

    • 著者名/発表者名
      嶋崎啓
    • 雑誌名

      日本独文学会研究叢書 印刷中

  • [雑誌論文] 中高ドイツ語『イーウェイン』における他・再帰動詞と他・自動詞2008

    • 著者名/発表者名
      嶋崎啓
    • 雑誌名

      東北ドイツ文学研究 51号

      ページ: 123-145

  • [学会発表] ゲルマン祖語から西・北・東ゲルマン語への変化2010

    • 著者名/発表者名
      嶋崎啓
    • 学会等名
      日本独文学会2010年秋季研究発表会
    • 発表場所
      千葉大学
    • 年月日
      2010-10-10

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

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