研究課題
基盤研究(C)
一つの動詞が助動詞になる場合、並行的な意味を持つ他の動詞と連動して変化する。例えば動詞seinは、中高ドイツ語の時代(11~14世紀)までは一般的な受動の助動詞として多用されていたが、現代ドイツ語では限定的にしか用いられないが、完了形助動詞としては依然として用いられる。英語でbeは受動の助動詞として発達し、完了形の助動詞としてはもはや用いられないことは、英語でhaveがドイツ語よりも間接受動としてよく用いられ、完了形としてはドイツ語ほど発達していないことと連動している。
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東北ドイツ文学研究 51号
ページ: 123-145