• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 実績報告書

スペイン語語彙バリエーションの総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 20520373
研究機関東京大学

研究代表者

上田 博人  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (20114796)

キーワードスペイン語 / 語彙バリエーション
研究概要

広域で使用されるスペイン語の語彙について、多変量解析を応用する総合的な研究は、これまでに行われていなかった。また、歴史的変遷と地理的変化を総合的にとらえる手法も開発されていなかった。研究代表者と分担者はウェブプログラミング開発とその応用を通して、新しい研究方法を提案した。
スペイン語の語彙に関して、歴史的な変化と地域的な変異を追究する。歴史的な変化については、10世紀~17世紀の流れを総合的に記述する。地域的な変異については、スペインとラテンアメリカの現代都市語彙のバリエーションを観察した。合わせて、語彙研究の方法(資料収集・分析)を開発した。
これまでに収集してきたスペイン語語彙バリエーションの資料を整理し、これを語形と地点による2次元行列に配置し、多変量解析を行う。歴史的な変化と地理的な変異を総合的に観察した。
スペイン語語彙の歴史的変遷については、スペインアルカラ大学のチームとの共同研究で、中世公証文書の年代推定法を開発した。また、スペイン、パルマ・デ・マジョルカ大学のチームと共同で、中世スペイン語訳旧約聖書のパラレル・コーパス分析を行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] Metodo general de lematizacion con una gramatica minimay un diccionario optimo.Aplicacion a un corpus dialectal escrito2010

    • 著者名/発表者名
      Hiroto Ueda yMaria-Pilar Perea
    • 雑誌名

      Isabel Moskowich-Spiegel Fandino, Begona Crespo Garcia, Ines Lareo Martin, Paula Lojo, Sandino (eds.) Visualizacion del lenguaje a traves de corpus.Universidade da Coruna

      ページ: 919-932

  • [雑誌論文] スペイン語語彙の地域バリエーション:研究と応用2010

    • 雑誌名

      スペイン語世界のことばと文化(京都外国語大学スペイン語学科(編))

      ページ: 97-125

  • [備考]

    • URL

      http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~cueda/varilex/

URL: 

公開日: 2013-06-26  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi