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2009 年度 実績報告書

グロットグラムによる中国江蘇省南部方言の言語地理学的、社会言語学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 20520402
研究機関熊本学園大学

研究代表者

石 汝杰  熊本学園大学, 外国語学部, 教授 (50278149)

研究分担者 岩田 礼  金沢大学, 歴史言語文化学系, 教授 (10142358)
キーワード中国語方言 / グロットグラム / 呉方言 / 社会言語学 / 言語地理学 / しらつぶし調査
研究概要

本研究は中国語方言にグロットグラムの手法を適用することによって、言語変化の様相を明らかにしながら、変化を促す社会的諸要因を解明することを目的とする。今年度は計画通り進んだ。
去年の調査の基礎のもとで、代表者・石汝杰が劉艶さんらの補佐をえて、調査を続けた。
8月初めからの約3週間を利用して10数個地点を調査した。二回目は3月のはじめの一週間、蘇州と無錫を結ぶ312国道沿線の数個地点に調査を実施した。8月の末、一回目の調査が終わるところで、コンピュータが突然故障したため、調査資料のデータは半分以上無くなった。大損失になった。
本調査対象地域の方言については、従来も多数の調査報告が公刊されている。それらの言語データ情報を予備調査票、本調査票の各項目について整理し、データベース化する。データ入力ツールは岩田等が構築してきたPHDシステムを一部改良の上利用した。地図は福嶋秩子氏作成のSEALを利用し、白地図作成等の基礎作業を完了した。また調査データのグロットグラム化のためのプログラムを作成した。以上は、研究分担者・岩田礼が担当する。
1月中、調査項目、地図・グロットグラムの設計等に関する研究打合せ会を熊本で開催した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 〓語弾詞文献目録索引2009

    • 著者名/発表者名
      石汝杰
    • 雑誌名

      海外事情研究 37巻第1号

      ページ: 157-168

  • [学会発表] 从蘇州方言看語音和語法結〓的関系2009

    • 著者名/発表者名
      石汝杰
    • 学会等名
      漢語方言国際学術研討会〓全国漢語方言学会第15届年会
    • 発表場所
      中国澳門 澳門大学
    • 年月日
      2009-12-01
  • [図書] 呉語文献資料研究2009

    • 著者名/発表者名
      石汝杰
    • 総ページ数
      370
    • 出版者
      好文出版
  • [図書] 漢語方言解釈地図2009

    • 著者名/発表者名
      岩田礼
    • 総ページ数
      341
    • 出版者
      白帝社

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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