研究課題
基盤研究(C)
日本手話において「類辞」を含む典型的な構文は、移動事象を表す構文である。移動表現の述部は、最大で3つの動詞、つまり1つの様態動詞と2つの類辞を含む経路動詞からなる連続動詞構文を成す。この述部内で最後に現れる経路動詞は、移動事象とは調和しないような意味をもつ動詞(例えば行動動詞など)と共起する環境で、類辞を失い文法化する可能性があることを、撮影した手話データ分析から明らかにした。連続動詞内のこの環境が日本手話において様々な文法表現を生み出すシステムである.
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神戸高専研究紀要
巻: 50号 ページ: 181-186
巻: 47号 ページ: 135-140