研究課題
基盤研究(C)
本研究は日本語を母語としない児童(JSL児童)の教科学習(国語科)の早期学習開始の可能性を授業実践により追究したものである。実践研究の成果として、ひらがなが読めるようになった編入1か月後から学年相応の国語教材を易しく書き換えた「リライト教材」を介在させ「日本語による学ぶ力」を育成することによって、約半年後には在籍学級の国語の授業に積極的に参加し、認知の発達段階に相応しい学年相応の学習活動が行えるようになることが確認された。
すべて 2009
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
『日本語教育』142号,日本語教育学会誌
ページ: 145-155