留学生に対する中級レベルの日本語教育においてWikiテクノロジーを利用した作文の授業をブレンド型学習の形式で実践した。作文の課題は大学生の「日本に対するイメージ調査」を基軸にしたグループプロジェクトのレポート共同執筆である。3学期間にわたる実践で授業デザインの試行錯誤と改良を試み、必要な支援を考察した。留学生がプロジェクトワークとレポートの共同執筆を通して得た学び-他国についてのイメージはメディアを通して作られがちである、イメージは実地に見聞することで変化する、イメージは個人の経験から形成される等-を確認した。
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