研究課題
基盤研究(C)
第二言語習得の個人差に関わる言語適性を構成する基本的認知能力には、作動記憶(情報処理の容量、注意制御機能、音韻的短期記憶、音韻意識、処理速度)の機能が関わっていることが示唆された。特に初級学習者のデータから、言語分析能力を測るペーパーテストによる言語適性は日本語の文法のペーパーテストの得点を予測できるが、自発的な発話の正確さにおいては、音韻意識や音韻的短期記憶の方がもっと重要である可能性が高いことが明らかになった。
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第二言語としての日本語の習得研究
巻: 第15号(掲載予定)
日本語学
巻: 11月号 ページ: 222-230
第20回第二言語習得研究会全国大会予稿集
ページ: 9-14