研究課題/領域番号 |
20520479
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 文化学園大学 |
研究代表者 |
三國 純子 文化学園大学, 服装学部, 教授 (00301705)
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研究分担者 |
小森 和子 明治大学, 国際日本学部, 講師 (60463890)
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連携研究者 |
近藤 安月子 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (90205550)
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研究協力者 |
徐 一平 北京外国語大学, 北京日本学研究中心センター, センター長
林 淑璋 元智大学, 応用外国語学科, 助理教授
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研究期間 (年度) |
2008 – 2012
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キーワード | 漢語動詞 / 和語動詞 / 同形同義語 / 共起語 / 転移 / コーパス |
研究概要 |
本研究では、まず日中同形語のS語(同義語)漢語動詞の共起表現を日本語、中国語それぞれのコーパスから抽出し、共起語の違いを分析した。中国語で可能な共起語でも(整理頭髪)、日本語では共起できず(*髪の毛を整理する)、和語を用いなければならないものもある(髪の毛を整える)ためだ。次に、中国語を第一言語とする日本語学習者が、S語の共起語の違いをどの程度習得できているか調査を行った。その結果、中国語と同じ共起語がとれない語については、日本語能力試験1級以上の超級者でも習得が進んでいないこと、中国語の知識を和語にも転用する傾向が強いことが明らかとなった。
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