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2010 年度 実績報告書

インターネット環境での国際間の新しい語学遠隔教育方法の可能性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20520491
研究機関東京外国語大学

研究代表者

林 俊成  東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 教授 (70287994)

研究分担者 海野 多枝  東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 准教授 (00251562)
キーワード語学教育 / 遠隔教育 / Web教材 / CALL / アクセスログ
研究概要

本研究は、インターネットを介して、海外の大学と連携して国際間の新しい語学教育方法を探ることを目的としている。具体的に下記の2つのテーマからなる。
(1)インターネットを利用して、海外の大学における日本語学習者と、日本の大学における中国語学習者に対する授業方法に関する研究
(2)インターネットを利用して、海外の大学に対する日本語教材の提供を行う方法、および評価を行う方法に関する研究
(1)において、平成22年に、平成21に年で開発した言語学習理論に基づいた協働作業による授業活動を学生アンケートおよびインタビュー調査で評価し、本講義の手法をほかの授業にも、波及できるようなカリキュラムの設定を準点に置いた。また、本研究の幅をもたらすため、共学環境から、遠隔日本語教育手法の研究にも研究環境の整備を行った。これは、インターネット環境を用いた言語を教える手法の実験であり、23年度において、本学の大学院日本語専修コースの学生に、環境を提供し、さらなる語学遠隔教育の可能性を探るものである。
(2)において、22年度では、教育工学の新しい教材開発理論「精緻化理論」に基づき、教材開発を行った。精緻化理論とは、今までの行動主義学習理論に基づいたスモールステップによる学習手法のモチベーション問題に着目し、高いモチベーションを維持できるよう、学習内容やタスクの性質を識別し、系列化方略を提案する方法である。我々は、今までの手法と比較するためにこの理論に基づいた新しいCALL教材作成した。来年度には、評価する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)

  • [雑誌論文] 精緻化理論に基づいた日本語会話CALL教材の開発2011

    • 著者名/発表者名
      林俊成, 羅曉勤
    • 雑誌名

      2010世界日語教育大会

      ページ: "1607-0"-"1607-8"

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 第二言語習得研究のグローバル化遠隔システムによる共同研究のための連携構築をめざして-インターネット環境における語学教育利用の可能性2011

    • 著者名/発表者名
      宮崎里司, 陳淑娟, 林俊成, 堀越和男
    • 雑誌名

      2010世界日語教育大会

      ページ: 1-30

    • 査読あり

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公開日: 2012-07-19  

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