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2009 年度 実績報告書

韓国語コミュニケーション能力養成のための語彙学習用Web教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20520497
研究機関大阪大学

研究代表者

竹蓋 順子  大阪大学, サイバーメディアセンター, 准教授 (00352740)

研究分担者 [チョ] 美庚  九州大学, 言語文化研究院, 准教授 (30351985)
林 [ヒョン]情  山口県立大学, 国際文化学部, 准教授 (30412290)
金 眞  流通科学大学, 商学部, 非常勤講師 (30441348)
キーワード教材開発 / 語彙学習 / 韓国語 / e-Learning / Web教材
研究概要

近年、韓国語の学習を希望する学生数が大幅に増加しているにもかかわらず、教員数や授業数が需要に追いつかないこともあり、自律学習できる韓国語学習用コースウェアに対するニーズが高まっている。しかしながら、効果が検証されている指導理論に基づいて開発されたコースウェア教材は極めて少なく、学習者のニーズに応えられていないのが現状である。そこで、竹蓋(1999a)が構築した語彙指導法を基盤にして開発された英語語彙学習用コースウェアを韓国語学習者用に応用し、初級から中級の日本人韓国語学習者が、基本語彙の発音の難しさを感じることなく、実用語彙(15セット、150語)を学習できるコースウェアを制作した。
本研究は2008年度から3か年計画で進めているおり、この3年の間に、1. 学習者を対象としたアンケート調査を実施し、学習者のニーズを分析する、2. 既存の日本人英語学習者向けの語彙学習システムを日本人韓国語学習者向けに改修する、3. 学習者のニーズに対応したコースウェアを制作する、4. 大学生を対象とした試用実験を行い、教材の効果を検証する、という流れで研究を遂行する計画である。本年度は、昨年度に実施したアンケート調査に基づき、2.と3.について遂行した。15セットの教材のテーマは、初級~中級レベルにある学習者のニーズに合致するよう、次の15種とした:携帯電話のレンタル、ホテルにチェックイン、地下鉄に乗る、電話で約束する、友達を紹介してもらう、駅で切符を買う、小包を郵送する、電話で約束する、手紙を書く、韓国の交通事情、韓国の習い事、韓国の大学入試事情、大学生活の思い出、韓国の兵役、韓国人の健康生活。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 韓国語コミュニケーション能力養成のための語彙学習用Web教材の開発2010

    • 著者名/発表者名
      竹蓋順子, 〓美庚, 林〓情, 金眞
    • 学会等名
      e-Learning 教育学会第8回研究大会
    • 発表場所
      九州大学 (福岡県)
    • 年月日
      2010-03-13
  • [学会発表] 大阪大学でのCALL教材を使った英語教育2010

    • 著者名/発表者名
      竹蓋順子
    • 学会等名
      講演会『アカデミック・コミュニケーションのための英語CALL教材』
    • 発表場所
      名古屋大学 (愛知県)
    • 年月日
      2010-03-04
  • [学会発表] 学習者のニーズに応じた韓国語語彙学習用Web教材の開発2009

    • 著者名/発表者名
      竹蓋順子, 〓美庚, 林〓情, 金眞
    • 学会等名
      日本教育工学会第25回全国大会
    • 発表場所
      東京大学 (東京都)
    • 年月日
      2009-09-19

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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