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2008 年度 実績報告書

データベース利用による自律学習のためのアラカルト方式のドイツ語課題作成システム

研究課題

研究課題/領域番号 20520502
研究機関広島大学

研究代表者

岩崎 克己  広島大学, 外国語教育研究センター, 准教授 (70232650)

研究分担者 吉満 たか子  広島大学, 外国語教育研究センター, 准教授 (20403511)
HARTING AXEL  広島大学, 外国語教育研究センター, 准教授 (80403509)
キーワード独語 / e-Learning / 自律学習 / データベース / ドイツ語教育
研究概要

本研究の目的は、文法項目、語彙、主語等の指標によって分類された数千題の問題アイテムからなるドイツ語文法問題データベースを作成し、それを基に、教員あるいは学習者のニーズに応じて、アラカルト方式で学習目的にあった指標を持つ問題だけをデータベースの中から一定数選び出し自動採点型のオンラインテストや課題を、オーダーメイドで作成できるシステムを構築し、これに、各種の自律学習支援機能を付けて誰もが利用できるようにWWW上で公開することで、日本におけるドイツ語学習者の語彙・文法課題の分野における自律学習支援(=学習自身による目的設定と学習過程全体の自己評価を含む自学自習)に広く役立てることである。
初年度においては、ドイツ語文法の学習内容を175個の項目に分類した出題用の枠組みを作り、各枠組みごとに重要度や出現頻度を考慮し、各々20題から80題程度の問題アイテムを、計2500題作成した。またこれらをマルチプルチョイスと書き込み形式の2つの形でデータベースに登録する作業を進めている。他方、オンライン学習のための問題作成システムについても、その基本的な機能をほぼ完成させ、「テストモード」については、一部試験運用を開始している。なお、来年度は、問題数をさらに増やすとともに、「練習モード」で必要となるヒントや「誤答アドバイス」等のフィードバック情報などを引き続き登録し、全般的な試験運用を目指すとともに、教育工学的な観点からインターフェースや各種レイアウトの改善に努める予定である。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2009 2008 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 問題データベースを利用したオンライン型ドイツ語文法トレーニングシステムDGSG2009

    • 著者名/発表者名
      岩崎克己
    • 雑誌名

      広島外国語教育研究 12(印刷中)

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 日韓ドイツ語学習者の比較調査2009

    • 著者名/発表者名
      吉満たか子
    • 雑誌名

      広島外国語教育研究 12(印刷中)

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 日本語とドイツ語におけるEメールの構造の違い : ドイツ語教育への示唆2009

    • 著者名/発表者名
      HARTING, AXEL
    • 雑誌名

      広島外国語教育研究 12(印刷中)

    • 査読あり
  • [学会発表] Wortschatzarbeit anhand von Korpora im DaF-Unterricht(招待講演)2009

    • 著者名/発表者名
      IWASAKL, KATSUMI
    • 学会等名
      DAAD-Fachseminar fue deutschsprachige Hochschullehrer und -lehrerinnen an japanischen Universitat
    • 発表場所
      花月ハイランドホテル(福島)
    • 年月日
      2009-02-06
  • [学会発表] 大学における学部横断的な中級ドイツ語教育の可能性-教養教育でドイツ語の楽しさに目覚めた学生たちをどう伸ばすか-2008

    • 著者名/発表者名
      吉満たか子, 岩崎克己, HARTING, AXEL
    • 学会等名
      2008年秋季日本独文学会研究発表会
    • 発表場所
      岡山大学
    • 年月日
      2008-10-12
  • [備考]

    • URL

      http://lang.hiroshima-u.ac.jp/tommy/dgsg/

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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