研究概要 |
本研究は,英語を対象として,従来,最も重要な観点の一つであるにもかかわらず見過ごされてきた学校英文法に関する情報を付与した実用的なコーパス(文法コーパス)を整備する(目的1)ものである,ただ単に文法コーパスを整備するのではなく,並行して部分的な構文構造まで考慮した英文からの文法項日の自動検出ルールも蓄積する(目的2)こと,さらに文法コーパスや検出ルールを用いた応用研究(目的3)(文法の統計的分析,教材評価への応用など)を進める.これらの3つのテーマは,互いに相乗的に進展する仕掛けとなっており,コーパス構築の新しい方法論の提案でもある
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