研究課題
研究課題に基づき、国内外での研究と教育実践、国際交流を続行した。教育では自主教材を利活用し、音楽を米国史との連動で編纂した『歌い継ぐアメリカ』を「異文化理解」で、『音楽で異文化コミュニケーション1』を「英語I」で用いた。論文「America Keeps Singing ~19世紀から21世紀へのコミュニケーション」を『九州コミュニケーション研究』第10号、”Foster’s Songs in Japan”をイリノイ大学出版の American Music. 第30巻3号に発表した。2012年10月には、CAJ九州支部第19回大会で「スポークン・ワードのコミュニケーション力~グローバルボイスへ」というテーマで研究発表を行った。さらに9月、在福岡アメリカ領事館広報部と放送大学「アメリカ文化研究会」共催によるEric Lee Concertをコーディネートし実施した。2013年2月には、草加市で開催されたNT Serendipityライブでレクチャー・コンサートを企画し、米国フォスター記念館ルート館長のメッセージと共にフォスター音楽について日米文化交流の視点からも解説した。一方、立命館大学「ヴァナキュラー研究会」(代表:ウェルズ恵子教授)の共同研究も継続し、3月1日の運営委員会で提案した2013年度の国際企画案が受諾され、米国招へい者との交渉はじめコーディネーターを任された。3月5日-10日、米国で開催された第39回アメりカ音楽学会(SAM)に出席中、既述のDeane Root博士とアーティストJoe Weedとの招へい交渉に成功した。その後、立命館大学国際言語文化研究所企画に採択され、2013年12月7日同大で開催される一般公開「フォスター レクチャー・コンサート&国際シンポジウム」には、客員研究員の身分でコーディネーター、シンポジスト及び通訳として取り組む予定である。
24年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2013 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件) 備考 (2件)
文化伊集院
巻: 第35号 ページ: 42-55
『九州コミュニケーション研究』
巻: 第10号 ページ: 37-46
American Music: Stephen Foster
巻: Volume 30 Number 3 ページ: 308-325.
http://muse.jhu.edu/journals/american_music/toc/amm.30.3.html
http://www.caj1971.com/~kyushu/