研究課題/領域番号 |
20520507
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研究機関 | 環太平洋大学 |
研究代表者 |
岡崎 弘信 環太平洋大学, 次世代教育学部, 講師 (80405084)
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研究分担者 |
新田 晴彦 専修大学, 商学部, 兼任講師 (80424323)
橋本 信一 創価大学, ワールドランゲージセンター, 講師 (60350500)
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キーワード | e-ラーニング / リーディング / 多読 / 速読 / ウェブベース |
研究概要 |
(1)多読・速読およびリスニング・意味処理の継続的実験 速読による意味処理スピード改善に関するデータを収集・分析しながら、「読書能力・リスニングカの学習スパイラル理論」の実験検証を行っている。20年度は研究代表者の所属校変更により、データの収集が遅れているため、新たな研究協力者(熊田岐子)を加えて実験を継続している。 (2)ネイティヴスピーカーによる多読用読み物の作成 ウェブ上での幅広い利用には、著作権をクリアする必要がある。そのため、日本人の英語レベルを熟知しているネイティヴの英語教員を中心に、語彙レベル別の英文読み物の作成を行っている。 20年度は、語彙の影響をできるだけ受けずに読書スピードの実を正確に計測するため、中学レベルの英単語のみで構成されている英文を約10,000語、作成した。 (3)日本人英語学習者に合わせた語彙表の作成 理想的な多読・速読教材を提供するために、検定教科書採用語彙を中心に日本人学習者の語彙力により近い語彙表を作成している。中学レベルはほぼ完了しているが、高校レベルは幅が広いため、英語検定語彙と比較検討を行っている。現在は過去5年間の2級、準1級の語彙との比較まで完了。 (4)(3)の語彙表をベースに速読多読ブラウザの開発に20年度下期より着手する予定であったが、プログラマーの交代(土屋新太郎から木戸和彦へ)により着手が遅れている。現在新プログラマーと開発手順の詳細につき打ち合わせ中であり、21年度上期にはスタートできる予定である。 (5)国際学会WorldCALL2008で、PREMAの開発ヴィジョンと到達段階までを発表した。
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