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2008 年度 実績報告書

英語教員志望学生の英語力・指導力養成プログラムの開発、実行可能性および効果の検証

研究課題

研究課題/領域番号 20520521
研究機関上智大学

研究代表者

渡部 良典  上智大学, 外国語学部, 教授 (20167183)

研究分担者 加納 幹雄  金沢大学, 教育学部, 教授 (70353381)
キーワード英語教員 / 教員志望学生 / 英語力 / 指導技能 / 教員としての資質
研究概要

本年度は主に2つの作業を行った。第一に英語教員に必要とされる能力、技能、資質を特定したリストを第三者の目で批判的に検討してもらうことである。このリストは300以上の項目からなるために実際の教員養成に使うためには使用可能なカテゴリーにまとめる必要がある。これを目的として金沢大学大学院で英語教育を専攻している学生に依頼して、それぞれの項目に重要度のランクを付けてもらった。第二に、教員免許状取得のための選択必修科目「英語教授法」の授業で何が指導され、学生がそこから何を学んでいるのかを明らかにすることを目的とした。2008年度春学期間4月から7月までに上智大学で開講された15回分の授業をすべてDVDに録画した。さらにそれぞれの授業の最後に10分ほど時間を使い受講生が何を学んだかをテストした。この調査を始める前に作成した上述の英語教員に求められる知識と技能を特定したリストにしたものをさらにデータとして加えた。現在これらのデータを分析しているところである。すなわち授業で教えた事柄、学生が学んだ事柄、英語教員が持つべき資質と知識、これら3セットのデータがどのように重なり合うのか、あるいはどこに間隙があるのかを確認しているのである。これまでの成果については英語教育関係の招待講演、学会などを含め機会があるごとに国内外で随時発表してきた。その際に受けた質問やコメントを参考に次年度の研究計画を修正するために3月に会合を開いたところである。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 大学入試センター試験の変更と社会的影響について-よりよい教育効果をもたらすために2009

    • 著者名/発表者名
      渡部良典
    • 雑誌名

      大学入試フォーラム2008 31

      ページ: 39-45

  • [学会発表] The Psychology of Language Assessment - Roles of language assessment in enhancing the quality of life in language classrooms-2008

    • 著者名/発表者名
      渡部良典
    • 学会等名
      PKETA International Conference
    • 発表場所
      Pusan
    • 年月日
      2008-10-11
  • [学会発表] テストは生徒を知る道具-入門 テスト・リテラシ-2008

    • 著者名/発表者名
      渡部良典
    • 学会等名
      北海道英語教育学会 第9回研究大会
    • 発表場所
      札幌 藤女子大学
    • 年月日
      2008-10-04

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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