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2009 年度 実績報告書

非専攻課程のための新しいロシア語習得基準とその教育内容に関する総合研究

研究課題

研究課題/領域番号 20520530
研究機関神奈川大学

研究代表者

堤 正典  神奈川大学, 外国語学部, 教授 (80281450)

研究分担者 小林 潔  神奈川大学, 外国語学部, 准教授 (20350374)
キーワードロシア語教育 / 習得基準 / ミニマム・エッセンシャルズ / 外国語 / 教授法 / 国際情報交換 / ロシア:台湾:ドイツ
研究概要

前年度に引き続き、堤と小林は、既存教材及び既存習得基準の検討を重ねつつ、新しい習得基準とミニマム・エッセンシャルズの試作版作成にむけた取り組みを行った。
堤と小林は、研究協力者である尾子洋一郎氏(神奈川大学非常勤講師)およびミハイル・トゥルヒーン氏(東京工業大学世界文明センターフェロー)とともに前年度作成した基礎語彙データベースの改良も行い、2008年9月に私立大学情報教育協会平成21年度教育改革IT戦略大会(於私学会館)にて、同10月には日本ロシア文学会第59回定例総会・研究発表会(於筑波大学)にてそれぞれ学会報告を行った。
習得基準に関しては、堤が、2008年8月にロシア語研究会「木二会」(於東京外国語大学)にて前年度の台湾調査も踏まえた報告を行っている。
堤は2009年9月にモスクワに出張し、現地の情報のほか、ロシア語教育に関する最新の文献資料の収集にあたった。
小林は、2009年9月にベルリンに出張し、ロシア文化会館語学部長ウラジミロワ博士、フンボルト大学元教授ブラント博士を訪問、ロシア国外でのロシア語教育に於ける習得基準のあり方について面談した。また同年11月の日本e-Learning学会秋季学術講演会(於産業技術大学院大学)にも出席し、情報通信技術を用いた語学教育について情報を得ている。
2010年3月には堤・小林両名で韓国ソウルに赴き、ソウル大学のロシア語教員と面会し、施設・教材等の情報を得、東アジアに於けるロシア語習得基準に関して知見を深めた。
上記学会報告に加え、小林は教育文法に関する論文を発表した他、ロシア語教育の歴史に関する論文を翻訳した。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] ベルトルト・ブラント「ロシア語を異言語として教授すること-ロシア語教育概観-」2009

    • 著者名/発表者名
      小林潔
    • 雑誌名

      ロシア語研究《木二会》年報 22

      ページ: 53-79

    • 査読あり
  • [学会発表] ロシア語教育における基本語彙データベースの活用とその効果について2009

    • 著者名/発表者名
      小林潔
    • 学会等名
      日本ロシア文学会全国大会 第59回定例総会・研究発表会
    • 発表場所
      筑波大学
    • 年月日
      20091024-20091025
  • [学会発表] ロシア語教育における基本語彙データベースの活用とその効果について2009

    • 著者名/発表者名
      堤正典
    • 学会等名
      社団法人私立大学情報教育協会 平成21年度 教育改革IT戦略大会
    • 発表場所
      私学会館
    • 年月日
      2009-09-03
  • [学会発表] 非専攻課程のためのロシア語習得基準の策定によせて2009

    • 著者名/発表者名
      堤正典
    • 学会等名
      ロシア語研究会「木二会」
    • 発表場所
      東京外国語大学
    • 年月日
      2009-08-29
  • [図書] Sekiguchi-Grammatik und die didaktische Grammatik des Russischen in Japan. In : Kennosuke Ezawa/Kiyoaki Sato/Harald Weydt(Hrsg.)Sekiguchi-Grammatik und die Linguistik von heute. SS. 119-124.2009

    • 著者名/発表者名
      小林潔
    • 総ページ数
      141
    • 出版者
      Tuebingen : Stauffenburg Verlag

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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