研究課題
基盤研究(C)
日本語を母語とする英語学習者にとって、(1)プレゼンテーション学習を主体とする短期海外語学研修が英語表現力の向上に役立つかどうか、また(2)母語の影響が果たしてどの領域において化石化に繋がるか、という2点について第二言語習得研究の観点から実証的に考察した。オハイオ州立大学で実施した夏期英語研修の参加者の団体ミシガンテストのスコアと日本の大学で学部生に実施した文法性容認度テストの結果から、(1)については、「考えや意見を整理して表現する」という論理的な自己表現力の養成には非常に有益であること、そして(2)については、母語の干渉は統語においてほとんど問題はないのに対し、形態素の領域、特に屈折要素においては顕著で、例えば3人称単数の/s/や名詞複数形の/s/の習得に関して化石化する傾向にあることが明らかになった。
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