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2010 年度 実績報告書

早期英語教育教材に見る語彙と文法の特徴:真に「英語が使える日本人」育成に向けて

研究課題

研究課題/領域番号 20520552
研究機関神田外語大学

研究代表者

神谷 昇  神田外語大学, 言語科学研究センター, 研究員 (20438930)

研究分担者 長谷川 信子  神田外語大学, 言語科学研究科, 教授 (20208490)
キーワード英語 / 教育学 / 言語学 / 早期英語教育 / 語彙と文法 / 『英語ノート』 / 動詞のタイプ / 文のタイプ
研究概要

本プロジェクトでは、早期英語教育教材に使用される語彙および文法項目について英語学・言語学・英語教育学の観点から以下の項目について調査を行った。
(1)「早期英語教育」(小学校での英語活動)で想定される言語活動で求められる言語能力とはどのようなものか?
(2)「中学校でのコミュニケーション重視の英語教育」で想定される言語活動で求められる言語能力とはどのようなものか?
(3)上記(1)(2)から得られる言語能力の限界を、「語彙」「文法体系・項目」の点から明らかにし、より「高度な言語活動」を可能にする言語能力とはどのようなものか、そのような言語能力は如何に到達されるのか?
最終年度に当たる平成22年度には、これまでの研究成果の総括をかねて、上記の項目全てに関わるテーマを取り上げ、日本英語学会第28回大会において、「英語学から見た児童英語」と題したワークショップを企画し、児童英語で用いられる動詞や機能語、構文の調査結果、および言語体系の観点から考察した児童英語について、研究代表者の神谷と分担者の長谷川に加え、研究協力者の長谷部郁子、町田なほみと共に、発表・討議し、早期英語の言語的特性を明らかにした。さらに、JACET英語語彙研究会第7回大会(語彙研究フォーラム2010)&第12回JACET英語辞書研究会主催ワークショップ(年次大会)の合同大会において、学外の研究者とともに児童英語で使用される「定型表現」を調査した結果を報告した。さらに、神田外語大学児童英語教育研究センター主催のシンポジウム「効果的な英語教育」にて研究分担者の長谷川が小学校英語におけるタスクと語彙と文のカタチについて考察した結果を発表した。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2011 2010 その他

すべて 学会発表 (5件) 備考 (2件)

  • [学会発表] 小学校英語におけるタスクと語彙と文のカタチ2011

    • 著者名/発表者名
      長谷川信子
    • 学会等名
      小学校英語教育シンポジウム『効果的な小学校教育』(神田外語大学 児童英語教育研究センター主催)
    • 発表場所
      神田外語学院
    • 年月日
      2011-02-11
  • [学会発表] 児童英語教育における定型表現:『英語ノート』と国内児童英語教育用教材との比較を中心に2010

    • 著者名/発表者名
      神谷昇・長谷部郁子・仁科恭徳・平田恵理
    • 学会等名
      JACET英語語彙研究会第7回大会(語彙研究フォーラム2010)&第12回JACET英語辞書研究会主催ワークショップ(年次大会)の合同大会
    • 発表場所
      早稲田大学
    • 年月日
      2010-12-11
  • [学会発表] 児童用英語テキストに見られる構文2010

    • 著者名/発表者名
      神谷昇
    • 学会等名
      日本英語学会第28回大会ワークショップ「英語学から見た児童英語」
    • 発表場所
      日本大学文理学部キャンパス
    • 年月日
      2010-11-13
  • [学会発表] 言語体系から見た児童英語2010

    • 著者名/発表者名
      長谷川信子
    • 学会等名
      日本英語学会第28回大会ワークショップ「英語学から見た児童英語」
    • 発表場所
      日本大学文理学部キャンパス
    • 年月日
      2010-11-13
  • [学会発表] 小学校「外国語活動」導入の背景2010

    • 著者名/発表者名
      神谷昇
    • 学会等名
      日本英語学会第28回大会ワークショップ「英語学から見た児童英語」
    • 発表場所
      日本大学文理学部キャンパス
    • 年月日
      2010-11-13
  • [備考] (1)神田外語大学言語科学研究センターのホームページ 上記センターは、研究代表者の神谷昇が所属し、研究分担者の長谷川信子がセンター長を務めている。上記ページには本科学研究費の研究成果も掲載されている。

    • URL

      http://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/labo/cls/

  • [備考] (2)長谷川信子(研究分担者)の個人ホームページ 上記ページには、本科学研究費による研究成果などが掲載されている。

    • URL

      http://homepage3.nifty.com/nhasegawa/

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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