• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 実績報告書

近世・近代の奥州海村をめぐる環境と文化に関する歴史学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 20520568
研究機関東京農工大学

研究代表者

高橋 美貴  東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究院, 准教授 (90282970)

キーワード海商 / 地域社会 / 権威支配 / 資源 / 流域 / 漂流 / 海山川 / 金融
研究概要

本研究は、近世から近代にかけて未整理のまま奥州海村地域に残されている歴史史料の保存・整理・データベース化とその分析とを進めることを目的としたものである。(1)膨大な史料群を整理・撮影するためのスキルを洗練しつつ、そのデータベース化による奥州海村研究の基盤整備と、(2)共同研究を通して多面的な視角から、近世・近代における奥州海村の環境と文化に関する歴史学的研究を行っている。
1、本年度は、岩手県大船渡市綾里砂子浜の千田基久兵衛家文書の整理・写真撮影を8月18~21日まで、地元郷土史家などの協力も得つつ20名ほどの参加を得て行った。3月25~26日には、一部メンバーが仙台に集合のうえ目録作成を行った。
2、それと並行して、本科研で協力研究を進めているメンバーとともに、共同研究の出版に向けての準備を昨年度に引きつづき進めた。高橋美貴・斎藤善之・泉正人・籠橋俊充・井上拓巳・鎌谷かおる・佐藤大介・平川新による八本の論文を納め、高橋・斎藤が編者となった論文集の校正を終えた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 俵物増産と海士集団の出漁-佐渡国海士町海士を事例として-2009

    • 著者名/発表者名
      高橋美貴
    • 雑誌名

      歴史 112

      ページ: 66-90

    • 査読あり
  • [学会発表] 近世における回遊資源の変動と地域漁業-豆州内浦地域を事例として-2009

    • 著者名/発表者名
      高橋美貴
    • 学会等名
      近世史フォーラム・10月例会
    • 発表場所
      大阪市立難波市民学習センター
    • 年月日
      2009-10-10

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi