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2010 年度 研究成果報告書

地方名望家の親族ネットワークと地方政治に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20520579
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 日本史
研究機関大阪大学

研究代表者

飯塚 一幸  大阪大学, 文学研究科, 教授 (50259892)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード地方名望家 / 親族 / 自由民権運動 / 地方政治 / 私擬憲法
研究概要

本研究では、地方名望家同士の婚姻関係に基づく親族ネットワークが地方政治に持った意味について、具体的事例に即して分析を行った。その結果、(1)そうした親族ネットワークは、自由民権運動の広がりや総選挙での支持票獲得に大きな役割を果したこと、(2)経済的困難に陥った親族の救済や親族間の協議に基づく投資行動の失敗により、地方政界に勢力を有した親族集団が没落して、一斉に姿を消す場合もあったことを明らかにした。

  • 研究成果

    (8件)

すべて 2011 2010 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 国会期成同盟第二回大会と憲法問題2011

    • 著者名/発表者名
      飯塚一幸
    • 雑誌名

      大阪大学大学院文学研究科紀要 51巻

      ページ: 49-85

  • [雑誌論文] 京都府における国会開設運動の展開-私擬憲法案「大日本憲法」の成立と沢辺正修-2009

    • 著者名/発表者名
      飯塚一幸
    • 雑誌名

      史林 92巻5号

      ページ: 75-103

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 自由党成立後の杉田定一、経済史研究2009

    • 著者名/発表者名
      飯塚一幸
    • 雑誌名

      大阪経済大学日本経済史研究所 12号

      ページ: 110-136

    • 査読あり
  • [学会発表] 居石正和『府県制成立過程の研究』をめぐって2010

    • 著者名/発表者名
      飯塚一幸
    • 学会等名
      日本近代法制史研究会
    • 発表場所
      大阪大学
    • 年月日
      2010-04-24
  • [学会発表] 日露戦後の舞鶴鎮守府と舞鶴港2010

    • 著者名/発表者名
      飯塚一幸
    • 学会等名
      近代古都研究会
    • 発表場所
      呉市海事歴史科学館
    • 年月日
      2010-03-08
  • [学会発表] 自由民権運動研究の現状と課題2008

    • 著者名/発表者名
      飯塚一幸
    • 学会等名
      阪大学歴史教育研究会
    • 発表場所
      大阪大学
    • 年月日
      2008-12-20
  • [図書] 杉田定一関係文書史料集2010

    • 著者名/発表者名
      家近良樹・飯塚一幸編
    • 総ページ数
      309
    • 出版者
      大阪経済大学日本経済史研究所
  • [図書] 軍港都市史研究I(舞鶴編)2010

    • 著者名/発表者名
      坂根嘉弘・飯塚一幸・松下孝昭・上杉和央・山神達也・筒井一伸
    • 総ページ数
      93-132
    • 出版者
      清文堂

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

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