研究課題
基盤研究(C)
成果の第1は史料の所在の確認に関することである。滋賀県北部はかつて『群志』類によって多くの史料が知られていたが、近年その所在が不明なものも少なくない。今回の調査では目指していた慶長の検地帳は発見できなかったが、旧大浦荘庄村の殿村家文書の一部発見、旧志賀町の伊藤家文書の所在確認などができた。第2に長浜市西浅井町黒山の石造物群の調査が終了したいことである。ここでは在銘のものは発見できなかったが、種別など図示化することによって、今後の保存にも有効と考える。
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滋賀大学経済学部附属史料館『研究紀要』
巻: 四五号 ページ: 72-92