研究課題
基盤研究(C)
19世紀前半に、蘭船が日本に持ち渡った誂物(=注文品)に焦点を絞り、その輸入実態を日蘭両側の貿易史料を照合・解明し、日蘭貿易における誂物の位置付けを試みた。まず、享和3年~弘化4年の蘭船輸入誂物の用語集を完成させ、今まで発表してきた誂物に関する論考を加えて著書としてまとめた。その後、将軍の誂物である御用御誂物に注目し、幕末になるに従って貿易品の中で、それが最も重要視させてきていることを明らかにした。
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鶴見大学紀要 第48号第4部
ページ: 23-50
鶴見大学紀要 第47号第4部
ページ: 25-40
古渡り更紗(五島美術館)
ページ: 206-211