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2010 年度 研究成果報告書

日本古代の穢・罪観の変容に関する基礎的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20520602
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 日本史
研究機関関西福祉科学大学

研究代表者

森 明彦  関西福祉科学大学, 社会福祉学部, 教授 (90231638)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード罪 / 穢 / 三一権実論争 / 被差別民 / 神祇令散斎条 / 市 / 祈年祭
研究概要

(1)三一権実論争が被差別民の性格に生まれついての悪人、穢れた存在との刻印を与える契機となったことを解明した。(2)神祇令散斎条の注釈では二つの新見解を提出した。i罪の決罰を行う場である市での官私間の交易が自由な価格設定で行われていたこと。ii祈年祭の成立は新しいとする説に批判を加え、プレ祈年祭というべき予祝の祭の存在を指摘した。(3)良源と仲算との三一権実論争の具体的姿を示すと考えられる良助の「天台法輪摧破法相外道銘」の復刻を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 三一権実論争と被差別民-応和の宗論をめぐって2009

    • 著者名/発表者名
      森明彦
    • 雑誌名

      部落史研究からの発信 第1巻

      ページ: 39-53

    • 査読あり

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

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