研究課題
基盤研究(C)
本研究は、ロシアと清の間で1728年に締結されたキャフタ条約について、その締結過程を解明し、また、1730年代後半の清とジューン=ガルの講和交渉におけるキャフタ条約締結の影響を考察することにより、清、ジューン=ガル、ロシアの3者が鼎立し、複雑に推移していた当時の中央ユーラシアの国際関係におけるその影響について解明した。結果として、キャフタ条約が18世紀前半の当該地域の歴史の重要な画期であったことが明らかとなった。
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東洋史研究
巻: 第70巻3号 ページ: 608-572
満族史研究
巻: 第9号 ページ: 43-50
茨城大学人文学部紀要『人文コミュニケーション学科論集』
巻: 第9号 ページ: 55-74
http://ir.lib.ibaraki.ac.jp/handle/10109/1579