研究課題
基盤研究(C)
日中戦争期から内戦期の中国共産党(中共)根拠地における民俗・象徴・儀礼を利用した戦時動員・宣伝政策について分析し、これらの政策が、階層間の流動性が大きく、状況依存的なネットワークが展開する中国基層社会の構成の特質を意識して展開され、強力な動員力を発揮した状況を明らかにした。また、日本傀儡政権の同様の政策と対比して、両者の特質を検討した。この他、清末から民国初期の憲政導入過程の分析を通じて、伝統的統治から近代的統治への転換の問題を長期的な視点から検討した。
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変革期の基層社会―総力戦と中国・日本―(奥村哲編)((仮題)創土社)
現代中国與東亜新格局(田中仁・江沛・許育銘編)(社会科学文献出版社)
広島東洋史学報
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抗戦文史研究
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共進化する現代中国研究―地域研究の新たなプラットホーム―(田中仁・三好恵真子編)(大阪大学出版会)
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