• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 実績報告書

18世紀ドイツの啓蒙主義政策と地域農村の宗教文化

研究課題

研究課題/領域番号 20520632
研究機関宇都宮大学

研究代表者

下田 淳  宇都宮大学, 教育学部, 教授 (20244402)

キーワード文書館調査 / フィールドワーク / 文章化作業
研究概要

本年度は研究2年目である。自らに3つの作業を課し、それをおこなった。
まず、昨年度に引き続いて資料の収集をおこなった。手稿資料は、21年6月にドイツ・バイエルン州のシュローベンハウゼン文書館およびアウクスブルクの司教区文書館で、撮影、コピー等で入手した。書籍や印刷論文は、ドイツの大学、古書店等から、その都度入手した。
次に、フィールドワークをおこなった。バイエルン農村の祭り(聖体祭)に参加させてもらい、また、アルトエッティング巡礼地を訪問した(21年6月)。ドイツとの比較で日本の福井県の御幣行列も見学した。
最後に、昨年以上に力を入れるのは、収集した資料の読解と論文の作成である。読解作業が非常にはかどったため、その結果として、論文1本と図書1冊を完成することができた。とりわけ図書の出版は、予想以上の大きな成果であった。昨年の報告書に約束した文章化の作業ができたことは、まことに意義深いものであった。
このように本年度の成果は満足できるものであった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] ドイツの巡礼にみる伝統と近代2009

    • 著者名/発表者名
      下田淳
    • 雑誌名

      歴史と地理 世界史の研究 219

      ページ: 1-14

    • 査読あり
  • [図書] ドイツの民衆文化-祭り・巡礼・居酒屋2009

    • 著者名/発表者名
      下田淳
    • 総ページ数
      225+6
    • 出版者
      昭和堂

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi