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2010 年度 実績報告書

ホームランド・ナショナリズムと国境地域の民族的マイノリティをめぐる考察

研究課題

研究課題/領域番号 20520638
研究機関東京学芸大学

研究代表者

川手 圭一  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (50272620)

キーワードドイツ / ポーランド人 / 国境地域 / マイノリティ / フォルク / 東プロイセン / ナショナリズム
研究概要

本研究は、両大戦間期のドイツで「フォルクの運動」として立ち現れたホームランド・ナショナリズムに、「国境地域」の住民がどのように向き合ったのかを、地域住民の側から捉え返すことを目的としている。
平成22年度は本研究の全体の構想のなかで、ドイツ・ポーランド国境地域におけるいくつかの具体的な分析を進めるために、東プロイセンにおけるドイツ人とポーランド人マイノリティの関係について集中的に史料の収集、分析、考察を行った。平成22年夏には、ドイツ・ハンブルクにおいてハンブルク現代史研究所、ハンブルク大学で参考資料の収集に努め、それを踏まえて、22年11月と23年3月に、ベルリンの国立プロイセン文化文書館(Gehaimes Staatsarchiv PreuBischer Kulturbesitz)において、1920年代に東プロイセンからドイツ人とポーランド人マイノリティの関係についてベルリンに報告される公文書を集中的に閲覧し、本研究テーマに関する多くの知見を得ることができた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 星乃治彦著『赤いゲッベルスミュンツェンベルクとその時代』2010

    • 著者名/発表者名
      川手圭一
    • 雑誌名

      西洋史学論集

      巻: 48 ページ: 149-152

    • 査読あり
  • [図書] "Historical reconciliation between Germany and Poland as seen from a Japanese historian and their development", in: Gotelind Muller(ed.), Designing History in East Asian Textbooks : Identity politics and transnational aspirations.2011

    • 著者名/発表者名
      Keiichi Kawate
    • 総ページ数
      16(本全体290)
    • 出版者
      Routledge (London / New York)

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公開日: 2012-07-19  

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